ZAITEN2026年2月号

クレーマーズ・レポート第98回

アマゾン&ヤマト運輸「利用者自身が申告しているのに 住所を訂正しない不条理対応」

カテゴリ:クレーム・広報

 運送業界では人手不足に加え、アメリカの小売業界から「ブラックフライデー」なる慣習が日本のeコマースに輸入されたことも手伝い、配送トラブルの多発が伝えられている。  晩秋のある日、そうした業界の混乱ぶりが垣間見える情報が、東京都の某区に住む読者Aさんから本誌編集部に寄せられた。
〈自宅のドアにペットドアを取り付けたいと思い、11月下旬にアマゾンで購入し、ネットで検索して見つけた工事業者に依頼して取り付けてもらうことにしました。  

 私はもともとアマゾンプライムの会員になっており、同社の「お急ぎ便」を利用することができたため、肝心の商品は予約した工事日の3日前には届く手筈になっていました。ところが3日前どころか、2日前になっても、前日になっても届きません。  工事をキャンセルするとなるとキャンセル料を要求される恐れもありました。なので心配になり、アマゾンのサイトで「配送状況を確認」する欄を見てみたところ、登録してある私の住所が、なぜかその時に限って文字化けした状態で配送業者であるヤマト運輸に伝わっていたことがわかりました〉(Aさん)

「アマゾンに言って」の一点張り

 住所の大半は文字化けしていたものの、Aさんの住んでいる区だけは正確に伝わっていたため、Aさんが注文したペットドアはAさんの家から数㌔㍍の距離にあるヤマト運輸の配送センターに留め置かれていることもサイトから確認できた。そこでAさんは、ヤマト運輸に電話し、正確な住所を知らせればすぐにも配達されるものと考え、ヤマト運輸に電話した。だが、そこで思いもかけない対応をされたという。

......続きはZAITEN2月号で。

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

明治「脂肪0」で〝誤認〟を誘うパッケージ

科学技術振興機構(JST) 文科省に〝完全まる投げ〟広報

スーパー「バロー」〝お題目〟だけは立派な旧態依然のリサイクル意識

THE TOBACCO「実在しない商品」の広告で〝利用者困惑〟

東京メトロ 迷惑行為の焦点ぼかす「注意喚起ポスター」

西武鉄道 便利そうで不便な「チケットレスサービス」

ニフコ・シモンズ 親会社社長への質問状送付で傲岸不遜な対応が一変

JCOM・KDDI 〝子が子〟なら〝親も親〟の広報体制

JCOM「情報漏洩対応」にアクセス集中で利用者激怒

キリン 大谷翔平を〝いじわる〟演出するCМ