ZAITEN2026年2月号

【企業倫理を問う!】

マクドナルド「チーズバーガーセット」がないのはなぜ?

カテゴリ:クレーム・広報

〈外出先で小腹がすいたので、久しぶりにマクドナルドに入った。いつの間にかセルフオーダーシステムでハンバーガーを選ぶようになっており、子どもの頃から食べ慣れた「チーズバーガー」を選んだ。しかし、セットのドリンクでホットコーヒーを選択できず、カウンターにいる店員を呼んだ。すると店員は、「チーズバーガーのハッピーセットの注文でしょうか?」と聞いた。ハッピーセットとは、Sサイズのポテトやドリンク、おもちゃがついた子ども用のセットだ。そのため私は、「通常のチーズバーガーセットにしたい」と話した。ところが、チーズバーガーはセットにはできず、ホットコーヒーを単品で頼むしかないという。  

 店員は「ダブルチーズバーガーやビッグマックがセットにできるし、ホットドリンクにも対応しています」と、代替メニューをすすめてきたが、価格も高く、自分のニーズに合っていない。 「なぜチーズバーガーセットはないのか?」という問いに店員は「私もわかりません」と答えるだけだった〉(読者のメールより)
 チーズバーガーといえば、かつての売れ筋商品だ。今でも単品で購入した場合、1個220円とハンバーガーの次に安く、2個購入してもダブルチーズバーガー1個よりも安い。その人気のバーガーのセットが子ども向けのみなのはなぜなのか。  調べてみると、マクドナルドでは2015年5月のメニュー再編で、この人気セットを廃止している。チーズバーガーセットは消費者にとっては安価で人気のメニューだったが、もともと安価な設定のチーズバーガーは原価率が高く、セット割引をするとさらに収益性が下がることになる。そのため、安価な商品のセットを廃止し、より収益性の高いセットメニューや期間限定メニュー、プレミアム商品の開発へ方向転換していったようだ。

......続きはZAITEN2月号で。

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