ZAITEN2026年5月号

バンダイ〝菓子で遊びの体験〟のあきれた倫理観

カテゴリ:クレーム・広報

 玩具メーカーのバンダイが販売する子ども向けの菓子をめぐって、読者から次のようなメールが届いた。
〈スーパーの菓子売り場で「つながる謎のグミ!? グミリングズ」という商品が売られていました。キャラクターを模したグミをつなげて遊ぶ商品のようですが、食べ物で遊ぶことを増長させるようで、子を持つ親として教育上不適切ではないかと感じました。玩具メーカーが食品をおもちゃとして販売することに強い違和感を覚えます〉(読者からのメール)

 読者が指摘する「つながる謎のグミ!? グミリングズ」は、今年3月に発売されたバンダイの新商品で、6種類の異なる形のグミをつなげて様々な形を作って遊ぶことができる。同時期には「どうぶつくみたてビスケット」も発売されており、体や足、翼や角などのパーツに分けられたビスケットを組み立てて、いろいろな動物を完成させて遊ぶというもの。

 いずれもバンダイが「エンターテインメント菓子(エンタメ菓子)」と分類しているもので、食品そのものをおもちゃとして遊ぶことに対して読者が違和感を抱くのはもっともだ。
 バンダイは、こうした指摘に対して、〈弊社の「エンタメ菓子」は、食をより楽しく感じていただく体験価値の向上を目指しております。いずれの製品も食べることを軽視したり、食べ物を粗末にしたりすることを推奨するものではございません〉と回答。

......続きはZAITEN5月号で。

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

明治「脂肪0」で〝誤認〟を誘うパッケージ

科学技術振興機構(JST) 文科省に〝完全まる投げ〟広報

スーパー「バロー」〝お題目〟だけは立派な旧態依然のリサイクル意識

THE TOBACCO「実在しない商品」の広告で〝利用者困惑〟

東京メトロ 迷惑行為の焦点ぼかす「注意喚起ポスター」

西武鉄道 便利そうで不便な「チケットレスサービス」

ニフコ・シモンズ 親会社社長への質問状送付で傲岸不遜な対応が一変

JCOM・KDDI 〝子が子〟なら〝親も親〟の広報体制

JCOM「情報漏洩対応」にアクセス集中で利用者激怒

キリン 大谷翔平を〝いじわる〟演出するCМ