ZAITEN2026年6月号

〝不評の声〟は認識している

ヤクルト「爆発的大ヒット商品」の〝不快CM〟

カテゴリ:クレーム・広報

「睡眠の質向上」や「ストレスの緩和」を謳い、1年で累計10億本を売り上げたこともある大ヒット商品、ヤクルトの乳酸菌飲料「Yakult1000/Y1000」。一時期は品切れが続き、2022年にはその人気は社会現象にもなった。そんな商品のCMについて、読者から以下のようなメールが届いた。

〈俳優の杏が「♪あーたーらしーい朝がきた」と歌うYakult1000のCM。このCMに対してネット上で「理想の朝を押し付けられているようでイライラする」「歌い方が不快」「うるさい」といった声が相次いでいるのを見ました。確かに、自分もCMが流れると「耳が疲れる」感じがします。俳優の杏が嫌いという訳ではないので不思議です〉

 編集部でも調べたところ、杏が『ラジオ体操の歌』を高らかに歌うCMは「希望の朝(杏)編」で、25年11月から放映されている。ネットの批判は「俳優の杏は嫌いじゃない」という前置きをしたうえで、不快感を訴える声が多数を占めていた。批判はCMの企画や演出そのものにあるとの指摘が多い。

 そこで、ヤクルト本社広報室に、どういった意図で制作されたCMで、どんなメッセージが込められているかを質した。

〝不評の声〟は認識している

ヤクルト広報の回答は以下の通りだ。 〈本CMは「Yakult1000」が提案する一日の始まりのイメージを、分かりやすく親しみのある表現でお伝えすることを目的として制作しました。

......続きはZAITEN6月号で。

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