ZAITEN2026年6月号

信頼を裏切ることになるのではないか

東進ハイスクール 2つの東大合格者数が混在する広告の真相

カテゴリ:クレーム・広報

 新年度がはじまる前後で目にする機会が増える予備校の広告。なかでも難関大学の合格実績は予備校評価のバロメーターとして、広告に掲載される定番だ。そんな合格者数をめぐって読者から疑問を呈するメールが届いた。

〈東進ハイスクールの新宿校のビルの壁面に「東大815名」「日本一の現役合格実績!!」という垂れ幕の広告が掲出されていました。ところが、同じビルの別の壁面には「東大現役合格906名」という垂れ幕があり、なぜ合格者数が違うのか疑問です〉(読者からのメール)

 東進ハイスクールは、ナガセが運営する大手受験予備校の1つ。読者が指摘する新宿校は、新宿駅至近のナガセ西新宿ビルにあり、編集部が4月7日に確認したところ、同ビルの駅側の壁面に「815名」、反対側の壁面に「906名」の異なる合格者数の垂れ幕があるのが確認できた。

工事日程が原因

 東進ハイスクールのプレスリリース等によると、東大現役合格者数は2026年が「906名」、25年が「815名」だということがわかった。  

 では、同じビルになぜ異なる数字の垂れ幕広告が掲出されているのか。

......続きはZAITEN6月号で。

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

明治「脂肪0」で〝誤認〟を誘うパッケージ

科学技術振興機構(JST) 文科省に〝完全まる投げ〟広報

スーパー「バロー」〝お題目〟だけは立派な旧態依然のリサイクル意識

THE TOBACCO「実在しない商品」の広告で〝利用者困惑〟

東京メトロ 迷惑行為の焦点ぼかす「注意喚起ポスター」

西武鉄道 便利そうで不便な「チケットレスサービス」

ニフコ・シモンズ 親会社社長への質問状送付で傲岸不遜な対応が一変

JCOM・KDDI 〝子が子〟なら〝親も親〟の広報体制

JCOM「情報漏洩対応」にアクセス集中で利用者激怒

キリン 大谷翔平を〝いじわる〟演出するCМ