ZAITEN2026年5月号

HENNGE「警察白書」を騙る広告を本誌取材後に削除

カテゴリ:クレーム・広報

 X(旧ツイッター)のアルゴリズムによってタイムライン(TL)上に表示される企業の広告ポストにまつわる読者からのメールが届いた。

〈XのTLに「警察白書」と大きく記載された画像の広告ポストが表示された。政府刊行物に関心があったためリンク先を閲覧したが、警察庁にも白書にも無関係な企業の資料がダウウンロードできるサイトだった。
 広告ポストを再度確認してみると、HENNGEというIT企業のアカウントだったのだが、画像は「警察白書」が閲覧可能、あるいは白書の編集・刊行に同社が関係しているかのように見受けられ非常に紛らわしいものだった〉(読者からのメール)

 HENNGE(へんげ)は1996年創業のIT企業で、SaaS(Software as a Service:インターネット経由で利用できるクラウド型ソフトウェア)事業を展開。同社公式サイトによると、国内シェア№1を謳うクラウドセキュリティ「HENNGE One」が多くの企業に導入されている模様で、2019年に当時の東証マザーズ(現・東証グロース)に上場している。

 読者が指摘する同社の広告ポストは、「最新のサイバー攻撃の手口と対策について徹底解説!>>今すぐDL」というコピーのほか、画像には大きく「警察白書」の文字。「サイバー攻撃の手口 徹底解説」「ダウンロードはこちら」とあり、一見すると「サイバー攻撃の手口」を「徹底解説」した「警察白書」が「ダウンロード」できるかのようだ。

......続きはZAITEN5月号で。

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

明治「脂肪0」で〝誤認〟を誘うパッケージ

科学技術振興機構(JST) 文科省に〝完全まる投げ〟広報

スーパー「バロー」〝お題目〟だけは立派な旧態依然のリサイクル意識

THE TOBACCO「実在しない商品」の広告で〝利用者困惑〟

東京メトロ 迷惑行為の焦点ぼかす「注意喚起ポスター」

西武鉄道 便利そうで不便な「チケットレスサービス」

ニフコ・シモンズ 親会社社長への質問状送付で傲岸不遜な対応が一変

JCOM・KDDI 〝子が子〟なら〝親も親〟の広報体制

JCOM「情報漏洩対応」にアクセス集中で利用者激怒

キリン 大谷翔平を〝いじわる〟演出するCМ