2021年07月号 

「大樹総研」系発電所を取得した人物は“変死体”に――

経産省「菅義偉昵懇フィクサー」を特別待遇

カテゴリ:TOP_sub

 ソーシャルレンディングサービス、maneo元社長の瀧本憲治が6月8日未明、日比谷公園(東京・千代田)の公衆トイレで遺体になって見つかった。

 刃物で手首を切り、水を張った便器に傷口を突っ込んで自殺したものと見られるが、瀧本を知る人物は一様に「カネに困った様子はなく、自殺するとは思えない」と驚く。

 インターネットを介して不特定多数から高金利で資金を募集し、不動産開発などの事業に投資するソーシャルレンディングの中で、最大手のmaneoはこれまで1600億円を超す資金を集めていた。だが2018年頃、maneoを通じて約200億円の資金を集めていた再生可能エネルギー事業会社のJCサービス(社長=中久保正己)で、資金の目的外使用や、衆院議員の細野豪志に5000万円を提供していたスキャンダルが明らかになる。以降、融資先で次々と不良債権が発生、19年末に瀧本は金融グループ、Jトラストにmaneoを売却していた。  金融の"表舞台"から姿を消した瀧本だが、最近、当局が注目するある案件で浮上していた。

 今年4月、東京地検特捜部はSBIソーシャルレンディングで多額の資金を集めていた太陽光関連のテクノシステムを融資金詐欺の容疑で強制捜査した。

 関係者によると、特捜部は押収した資料の中から、ある太陽光発電所案件に注目していたようだ。四国最大級のテーマパーク「ニューレオマワールド」(香川県丸亀市)に16㍋㍗に及ぶ太陽光発電所を立ち上げるという計画で、「政界フィクサー」(永田町筋)などと呼ばれる矢島義也が率いる政策系シンクタンク、大樹総研がJCサービスから取得したもの。瀧本はこれに関連し、特捜部から聴取を受ける予定だったという。

......続きは「ZAITEN」8月号で。

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

国際卓越研究大・東北大への「低配分」と「出資負担」

JR東日本「品川再開発」は〝絵に描いた餅〟

三菱UFJ「得意絶頂」でも〝高転びの足音〟

三井住友信託銀行が強行する「過酷リストラ」

IHI・三菱重工がうなされる「原子力船」失敗の悪夢

高市財政の「暴走」で米国の〝植民地化〟

【特集】客室乗務員の「質とモラルの低下」はなぜ止まらない

【特集】鳥取三津子社長に現役機長2名が「辞職勧告」

東京電力社員と家電メーカーの〝不適切な関係〟

西武HD「回転型ビジネス」の終焉