ZAITEN2022年05月号

森永乳業×厚生労働省「ヒ素ミルク中毒」被害者を危険に晒す〝異常〟な体質

カテゴリ:クレーム・広報

「森永ヒ素ミルク中毒事件」は1955年に発生した。岡山、広島、香川など西日本を中心に全国で1万3000人以上の被害者を出した、森永乳業の粉ミルクによる世界最大の乳児被災事件である。  

 本誌は昨年9月号で〈森永乳業「社員は自粛要請」も宮原(道夫)会長・大貫(陽一)社長の大ゴルフコンペ開催〉との記事を報じた。新型コロナ禍で蔓延防止措置が継続し、社員へは不要不急の外出を禁止していた最中、会長・社長をはじめ総勢29名の幹部らが大規模ゴルフコンペを開催していたという内容だ。

 この事実を受け、自身も被害者家族である「森永ヒ素ミルク中毒事件資料館」の岡崎久弥館長は2月24日、岡山市内で強い憤りをもって記者会見を行った。 「我々が見逃せないのは、ゴルフコンペ参加者の中に森永ヒ素ミルク事件の被害者との折衝を担当する渉外本部長の木下明氏、および副本部長の森田隆史氏の名があったことです。渉外・折衝といえば聞こえはいいが、実際は被害者救済運動を担っていた親に対する買収と供応の高機動性を持つ専門部隊です」  

 今年1月、内部告発として同資料館にゴルフコンペ開催の事実とともに、事実が知らされた。

......続きはZAITEN5月号で。

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