ZAITEN2023年07月号

株主提案は業績と株価を改善する処方箋だ

【特集1】アクティビストが語る「無能経営者はお辞めなさい」

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株式会社ストラテジックキャピタル代表取締役 丸木強
まるき・つよし―東京大学法学部卒業。野村證券株式会社入社後、主に日本企業や政府関係機関の資金調達案件の引受、大型民営化企業のIPO、邦銀への資金注入に際しての政府関係機関のアドバイザー、米国企業の日本の上場子会社に対する公開買付代理人などの業務を担当。1999年、株式会社M&Aコンサルティング(後のMACアセットマネジメント)の創業メンバーの一人として、日本初となるアクティビストファンドの運用に従事。2012年に株式会社ストラテジックキャピタルを設立、代表取締役に就任、同年12月からアクティビスト戦略のファンド運用を開始。国際コーポレート・ガバナンス・ネットワーク(ICGN)メンバー。

 我々がターゲットとする会社は多くの場合、現金や有価証券などの資産を持ち過ぎている会社、あるいは役員の選任やIRに関する事などでガバナンスに問題がある会社になります。そうした会社は総じて株価が安い傾向があり、我々が株主として改善点などの様々な提案をするわけです。  

 我々が株主として提案する会社は、提案をある程度取り入れてもらえれば株価が上がるという期待が持てる会社です。平たく言えば、改善点が多い会社ということになります。ピカピカ輝いている良い会社には投資をしません。  

 私たちの活動の原動力になっているのは、日本経済が元気になって欲しいという想いです。私が社会人になった1980年代前半はバブル経済が始まった時期ですが、日本経済はとても元気でした。しかし90年代半ば以降、日本のGDPはほとんど増えず、ほぼ横ばい。株式市場においても、日経平均で見ると最高値は抜いていませんし、時価総額でも最高値を少し抜いた程度です。

......続きはZAITEN7月号で。

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