ZAITEN2023年09月号

「女性への暴力」を社内で否定も……

SBI生命「金融庁天下り役員」の嘘の上塗り

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 金融庁OBで、SBI生命取締役兼執行役員の鶴見佳久による暴力スキャンダルを、本誌は8月号で詳報した。鶴見は2017年に56歳で金融庁からSBI生命に天下り、20年に取締役兼執行役員に昇格し、経営企画部とコンプライアンス部CS推進室担当の職に就いた人物だ。スキャンダルを簡潔に説明すると、鶴見は内縁の妻がいることを隠して、金融庁時代から8年にわたって別の女性A子と交際。A子に内縁の妻がいることがばれると、22年6月に別れ話を切り出し、東京・吉祥寺のバーで口論の末にA子を2回殴り、店の照明も壊した、というものだ。

 A子は相談した武蔵野警察署の勧めもあって診断書を取得。「左頬部打撲左顔面神経不全麻痺」で全治10日間と診断された。顔面の痛みに加え、3週間ほど頭部にしびれが残るダメージを受けた。鶴見は暴力行為でA子にケガを負わせたことは金銭で解決したものの、1年以上が経過した現在も依然としてA子に謝罪をしていない。本誌の記事は、失意のA子を見ていたたまれなくなった友人からの告発をもとに取材を進めたものである。

全社員会議で「事実と異なる」

 本誌発売後、SBI生命の関係者などから、記事が出たことに対するSBI生命の呆れた対応について情報が寄せられた。発売翌日の7月4日に開催されたタウンホールミーティングと呼ばれる全社員会議で、代表取締役社長の小野尚が記事について触れた。小野もまた天下りで、元財務省関東財務局長などを歴任している。

......続きはZAITEN9月号で。

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