ZAITEN2023年12月号

【企業倫理を問う!】

小田急バス「同じ路線バスで白ナンバーと緑ナンバー」の怪

カテゴリ:クレーム・広報

 小田急バスは、小田急グループのバス事業社で、東京都と神奈川県で路線バスを運行している。主要なターミナル駅は、三鷹駅、吉祥寺駅、調布駅、新百合ヶ丘駅などである。

 そんな小田急バスについて読者からメールが届いた。

〈通勤で小田急バスの路線バスを使っているのですが、最近、ナンバープレートが緑色のものと白色のものがあるのに気づきました。営業車である路線バスのナンバープレートは緑色が一般的と思っていたので、最初は不思議に思うだけでしたが、万が一、事故などにあった時、保障がナンバープレートによって異なったりしたらどうしようと不安になりました〉(読者からのメール)

同じ路線バスで2種類のナンバープレート

 街中で見かける路線バスなどのナンバープレートは、旅客輸送を行う事業用自動車を示す緑色のプレートが一般的だ。  

 読者が指摘するように、白色のナンバープレートをつけた路線バスが存在するのは不思議である。万が一、法律に違反している路線バスを運営しているのであれば大問題だ。  

 そこで事実関係を確認すべく小田急バスに2種類のナンバープレートが存在する理由を質した。  同社広報担当のカワムラ氏が対応したが、終始高圧的で満足な回答は得られなかった。  

.....続きはZAITEN12月号で。

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