ZAITEN2022年010月号

大株主「朝日新聞」も制御不能 朝日新聞グループの〝度し難き惨状〟老衰する「テレビ朝日」

【特集】老衰する「テレビ朝日」の恍惚

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朝日新聞グループの〝度し難き惨状〟老衰する「テレビ朝日」

クロスオーナーシップの朝日新聞社のブランド力を背景に、かつては「リベラル放送局の旗手」と見られたテレビ朝日。しかし2009年、早河洋が初の生え抜き社長に就任してから状況は一変する。〝プロパーの星〟早河はテレ朝内部を完全に掌握、事実上30%強の株式を握る朝日新聞グループのコントロールを脱していった。それと並行して、テレ朝はエンターテインメントに舵を切って報道部門が弱体化する中、当の朝日新聞は不祥事に塗れて屋台骨が動揺することになる。早河はこれを奇貨に一層の朝日新聞離れを加速させ、もはやテレ朝は「早河王国」に―。しかし、好事魔多し。会長の早河が局内を完全支配する一方、社長のクビは次々と挿げ替えられ、幹部以下社員のモラルとモラールは低下。齢七十八のドンに思考と未来を委ね切る様は、まさにリベラルメディアの成れの果て―。

ラインナップ】
■老衰する「テレビ朝日」の恍惚
■テレビ朝日「早河独裁」に社員たちの恍惚
■早河テレ朝に「朝日新聞」お手上げの惨状

《新あの人の自宅》
テレビ朝日ホールディングス・ 篠塚浩社長

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