ZAITEN2023年03月号

企業倫理を問う!

しゃぶしゃぶ「木曽路」客への対応以上に酷い広報対応

カテゴリ:クレーム・広報

〈元旦夕刻、親戚一同で新年会を開催するため、しゃぶしゃぶの「木曽路用賀店」に行きました。もちろん、年内に予約をしていました。そして予約時に「予約が多数あり、混み合いますので、開始時間厳守でお願いします」と告げられたため、15分前に一同が現地に集合したのです。  

 ところが、玄関ロビーはすでに人で溢れかえっていました。何でもランチタイム時に客が長居したため、後片付けが終わっていないとのこと。私たちは予約をしているのにずっと入口で待たされることになりました。その間、次から次へと予約客が入ってきてロビー付近の室温が上昇。「暑い」「暑い」と待っている他の客たちから声が上がっていましたが、換気もこころもとない状態。店員は「順番にお呼びします~」を繰り返すばかりで、何も説明はありませんでした。客たちは「予約したのに何で?」と、みなイライラ、パニック寸前の状態に陥っていました。  

 正月の混雑は仕方ないとは思いますが、ここまでひどいオペレーションは見たことがありません〉
(読者のメールより)

 名古屋に本社を構える「木曽路」は、東証プライム上場企業。しゃぶしゃぶと日本料理の「木曽路」(123店舗・2022年9月実績)の他、焼肉店「大将軍」など複数の業態を展開している。  

 記者が訪れた「木曽路」は外観こそファミリーレストラン風だが、店内にはテーブル席の他に座敷、個室があり、慶弔、祝い事、接待などの宴席でも使えるという。メニューを見たところ、価格も必ずしもリーズナブルとは言えない。

 しかしながら、読者のメールを読む限り、「木曽路用賀店」の顧客対応レベルは、ファミレス以下だ。殺到する客をそのままに、空調の調節も行われていないとするなら、コロナ対策も疎かになっていたはず。公式サイトでは盛んに感染対策をアピールしているが、それは画餅にすぎないと言わざるを得ない。

......続きはZAITEN3月号で。

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

HENNGE「警察白書」を騙る広告を本誌取材後に削除

バンダイ〝菓子で遊びの体験〟のあきれた倫理観

「KADOKAWA 」広報対応が劣化する仰天企業

「セールスフォース・ジャパン」マスコミ対応を完全放棄した異常さ

パスモ&京成バス わかりにくい「モバイル定期」の使い方

セールスフォース「他社の社長が登場する〝不可解な新聞広告〟」

東京メトロ「役目を終えた掲示板を5年以上〝撤去中〟」

大鵬薬品「突然の尿意」CMの不快

明治薬品〝炎上案件〟の取材にも社員一同に危機感なし

イケア 家具のセルフ組み立て説明は 「イラストのみ」の不親切対応