ZAITEN2023年09月号

北海道の防空レーダーサイトが焦点か―

上海電力の「手先」として暗躍する元政府関係者

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 中国政府との関係が取り沙汰される上海電力について、公安関係者が明かす。 「メディア報道が過熱した結果、上海電力は自らが表に立たないよう―ズバリ言えば正体隠しのための工作を積極的に展開している。そこに登場したのが、Aだ」  それぞれについて、概説しておこう。

 まずは上海電力だが、同社は、中国の大手電力会社・上海電力股份有限公司の100%子会社として2013年9月に設立された日本法人だ。太陽光やバイオマスといった再生可能エネルギーなどによる発電事業を手掛けている。設立翌年の5月には、大阪市が主導した咲洲メガソーラー発電所事業を受注。それを皮切りに全国各地で数多くの発電事業および計画を推進していることで知られている。  

 一方、Aは1982年に東大経済学部を卒業後、大和証券を経てゴールドマン・サックスに入社。ゴールドマン・サックス投信代表取締役社長や本社パートナーなどを務めたのち、2002年に退社。その後は、政治活動を行う傍ら、再生可能エネルギーにかかわるビジネスなどを手掛けるようになった。

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