ZAITEN2023年10月号

【企業倫理を問う!】

Apple「保証サービス」に偽りあり!〝無償交換〟の罠

カテゴリ:クレーム・広報

 スマートフォン国内シェアの約半分を占めるAppleのiPhoneだが、物価高と円安の影響で価格の高騰が止まらない。ハイエンドモデルならずとも10万円超えが当たり前になりつつあり、買い替えが難しくなっている。  

 そんなiPhoneの修理をめぐるメールが読者から届いた。 〈iPhoneの購入時に「AppleCare+」という保証サービスに加入しました。当時、店舗のスタッフに言われてよく覚えているのですが、バッテリーの劣化時に無償交換を行えるのが加入の決め手でした。なぜなら、いままでの買い替え理由がすべてバッテリーの劣化だったからです。  

 無償交換を行える条件を満たしたタイミングで、公式サイトから店舗、日時を指定してバッテリー交換を予約しました。  

 ところが実際に店舗を訪れると、「バッテリーの交換は無償ですが、ディスプレイに破損があるので修理費用が3700円かかります」とのこと。さらに「フレームの歪みもあるので、詳しく確認してからですが、フレーム修理の場合は本体の新品交換となり、この場合1万2900円のお客様負担になります」と言われました。  

 スタッフによるとディスプレイやフレームの修理が必要な場合、バッテリー交換のみを行うことはできず、1万2900円を支払って本体交換するか、何もせずに現物を持ち帰るかのどちらかしか選べないと言うのです。  

 新品交換の金額としては破格の安さではあるのですが、無償でバッテリーが交換できることを期待していたので非常に残念です〉(読者からのメール)

予約時は何もわからない
「AppleCare+」はAppleが提供する製品保証サービス。本体購入時から30日以内限定で加入でき、廉価モデルなら580円の月々の保険料で、所定の修理等を何度も受けられる。

 読者も加入の決め手になったとするバッテリーの無償交換だが、通常7500~1万5000円のところ、蓄電容量が80%未満に低下している場合、無償となる。

......続きはZAITEN10月号で。

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