ZAITEN2024年12月号
〝ドブ色〟ほうじ茶ラテに唖然
サンマルクカフェ「オペレーション崩壊の成れの果て」
カテゴリ:クレーム・広報
カフェでのくつろぎのひと時は、美味しい味はもちろん、気持ち良い接客があってこそ作られる。
ところが、日本のカフェで起こったとは俄かに信じがたい出来事が読者からメールで寄せられた。
〈先日、「サンマルクカフェ 千駄木店」を利用しました。そこでの接客、商品があまりにも酷かったので投稿いたします。 客に丸見えのカウンターの向こうで、バイトと思われる若い男女がずっとマスクなしでお喋りに夢中でした。食器を下げて帰る客に挨拶もしません。
衛生面でも首をかしげるような姿を目にしました。食品を扱う時に使う水色の手袋でスマホを使っていたり、パンをこねている店員もマスクなしで喋りながら作業していてとても不快でした。
注文したパンも焼き過ぎたのか焦げていて硬く、とてもお金を払って食べる代物ではありません。「ほうじ茶ラテ」に至っては、ホームページの写真とかけ離れたドブ色で、味も以前に飲んだ時とは別物でした。
別の店舗ではこのようなことはありませんでしたので、今回は度を越しているのではと感じました。接客、商品のどちらを取っても最悪でした〉(読者のメールより)
指導管理不足
サンマルクホールディングス傘下のサンマルクカフェは、「チョコクロ」を主力とするベーカリーカフェで、全国に300店近い店舗を展開している。
編集部は読者の声をもとに、サンマルクホールディングスに以下の5点を質した。
①「サンマルクカフェ 千駄木店」の接客について
②食品を扱う手袋をしてスマホを触る行為について
③店舗ごとに商品が不均一との声について
④マニュアルや研修が機能していない原因と再発防止策について
⑤今回の読者に対するコメント
......続きはZAITEN12月号で。