ZAITEN2025年01月号

ZAITEN SIGHT

毎日放送社員が「絵画売買仲介」の副業でトラブル

カテゴリ:事件・社会

 在阪準キー局の毎日放送(MBS)の社員が、個人的な副業として名画の売買の仲介に関与した結果、相手方とトラブルになったことが分かった。  

 売買の対象となったのは印象派の巨匠が描いた風景画で、20億円超の値が付くと言われている作品。現オーナーが売却を望んでいることから、今年夏ごろから代理人を通じて売り先を探していた。代理人は海外の富豪にツテがあるという2人組と交渉することとなった。この2人がMBS社員のT氏とゴルフ用品メーカーの名刺を持つA氏。最終的に、T氏・A氏側がこの絵画を一旦買い受け、A氏名義でオークションに出品するスキームとすることになった。  

 そこで、オーナー代理人とT氏・A氏が一緒にオークション会社に絵画を持ち込み、エスティメート(最低落札価格の見積り)がT氏・A氏側の購入価格を上回れば買い受けることで合意したという。T氏とA氏からすれば、購入価格よりも高くオークションで売れれば、その分が儲けになる。

......続きはZAITEN1月号で。

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

オープンハウス「特殊詐欺事件」元社員に前科の過去

ヴェオリアと木更津市の「汚泥堆肥化事業」に〝待った〟の声

東北大学「国際卓越研究大」の揺らぐガバナンス

みずほ銀行「自宅待機5年裁判」判決が最高裁で確定

オープンハウス「特殊詐欺事件」元社員の無自覚

駿台予備校「外道講師」を〝事件後3年放置〟

消費者庁&厚生労働省「香害放置」の怠慢

読売新聞「大誤報連発」の〝噴飯釈明〟

IT上場「SHIFT」関連会社の文化財所有に懸念

【特集2】ビジョンなき「タワマン乱造」の成れの果て