ZAITEN2021年11月号
【特集】みずほ処断
システム障害を多発させ、メガバンクはおろか、金融機関の体すら為さないみずほフィナンシャルグループ。金融庁はついに前代未聞の行政処分「システムの管理命令」を発動させる――。会長の佐藤康博、社長の坂井辰史ら首脳部の退陣は必至の情勢だが、記者会見を見ても分かる通り、もはや当事者意識も窺えない有り様だ。デカい図体に胡坐をかいて「潰れない」「潰されない」という慢心だけで愚にも付かない経営を続けてきたのだから、当然という他ない。果たして、この問題銀行はどんな断末魔を迎えるのか……徹底取材した。
2021年11月号みずほフィナンシャルフループみずほ銀行佐藤康博坂井辰史
【みずほ特集】みずほ「自宅待機で解雇行員」提訴の逆襲
本誌既報のみずほ銀行員を襲った自宅待機強要問題。続報が掲載された本誌7月号が6月1日に発売される直前の5月末、みずほ側は行員に突如解雇通告を突きつけてきた―。そして9月上旬、行員はついにみずほを提訴した――。
ZAITEN2021年11月号みずほフィナンシャルグループみずほ銀行
【みずほ特集】坂井クビで「金融庁管理銀行」に一路
もはや経営陣が当事者能力を失ったみずほFG。「似非メガバンク」としか言い様のない状況だが、監督責任に波及しかねない金融庁は会長ポストに外部人材を送り込み、管理銀行にする構想を進めている――。
ZAITEN2021年11月号みずほフィナンシャルグループみずほ銀行佐藤康博坂井辰史
太陽生命「ワクチン営業」に会長独裁
前号の《今月の怪文書》欄でその告発を報じた「中堅生保」――。発売後に複数の情報が寄せられた太陽生命の内実を追うと、暴走する独裁会長、田中勝英の存在が浮かび上がってきた。
ZAITEN2021年11月号太陽生命田中勝英
竹中平蔵たちが巣食う「デジタル庁」
大臣の平井卓也以下、総務省・経産省出身官僚、NECなどのITベンダー、そして竹中平蔵に代表される“学者政商”などが入り乱れる形で船出となったデジタル庁。利権を巡って呉越同舟の様相を呈す。
ZAITEN2021年11月号デジタル庁平井卓也竹中平蔵
【みずほ特集】みずほ転落のS級戦犯「佐藤康博」は今日もノー天気
経団連副会長になり果せた会長の佐藤康博は何をしているのか――。
ZAITEN2021年11月号みずほフィナンシャルグループみずほ銀行佐藤康博経団連藤原弘治金融庁
規制改革会議にチーママ「夏野剛」抜擢の愚
東京五輪開催を巡り〝アホ・クソ〟発言で地金を見せつけたKADOKAWA社長の夏野剛。大炎上からわずか1カ月後に規制改革推進会議議長に招聘した菅政権。愚かしいにも程がある――。
KADOKAWAZAITEN2021年11月号規制改革推進会議
【みずほ特集】ムスリム礼拝所に「みずほATM」で大顰蹙
社会的インフラの使命を“放棄”するメガバンク
ZAITEN2021年11月号みずほ銀行ムスリム東京ビッグサイト
【みずほ特集】社会的インフラの使命を"放棄"するメガバンク
今年からみずほ銀行が始めようとしていた中堅・中小企業“切り捨て”の施策。奇しくも、システム障害で頓挫した格好だが、もはや図体ばかりのメガバンクは金融インフラとしての職務も放擲しようとしている。
ZAITEN2021年11月号みずほフィナンシャルグループみずほ銀行受付予約制坂井辰史
2021年11月号
【職場ウォッチング】明治
競合他社がコロナ禍の巣篭り需要で総じて好業績をあげる中、今期は減収減益を記録するなど「ひとり負け」に近い状態にあると本誌10月号で既報した。そんな明治の職場とはどのようなものか。
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ZAITEN2025年7月号 2025年6月2日発売 ¥1,100(税込)
「脱創業家社長」を2年でクビにしたカシオで続く〝果てしなき漂流〟
【特集】製薬業界〝火花散る〟波乱の総会展望
【特集】「株主優待」に依存する企業のあさましさ
【特集】地銀「モノ言う株主・金融庁連合」で強まる再編圧力
【特集】東京電力「資金繰り破綻危機」で問われる経営責任