ZAITEN2022年2月
株主を惑わす「議決権行使書一体型委任状」の姑息
最高裁までもつれ込んだ関西スーパー統合手続き。結局は会社側の主張が認められたが、その陰で株主は“見慣れない書面”での議決権行使が求められていた――。その問題性を専門家が指摘する。
ZAITEN2022年02月議決権行使書
日立「原発復権」にタマはなし
前会長の故中西宏明がのめり込んだ英国原発プロジェクトが頓挫した過去を持つ日立。12月にGEとの合弁会社がカナダで原子炉を受注したのだが、報道とは裏腹にテンションは低い。
ZAITEN2022年2月小島啓二日立製作所GE日立ニュークリア・エナジーSMR
三菱自動車・加藤社長「大株主に唯々諾々」の惨状
三菱商事との合弁会社リチウムエナジージャパン製バッテリーを採用することで開発を進めていた。しかし――。
ZAITEN2022年02月号三菱自動車加藤隆雄
ZAITEN2022年1月号
三菱自動車「パジェロ」中国輸出が大頓挫
直近の中間決算で赤字脱却を果たし、22年3月期の最終損益で400億円の黒字を見込む三菱自動車。しかし、その陰で大規模なパジェロ輸出計画が隘路に嵌り込んでいたというが……。
ZAITEN2022年1月号インドネシア三菱商事パジェロミツビシ・モーターズ・タイランド三菱商事三菱自動車倉橋政嗣
【特集】岸田政権「まやかしの経済安保」
覇気のない総理、岸田文雄が勇ましくぶち上げた「経済安保」政策。いまや政権の最重要課題のひとつだが、立ち込めるのは新たな利権の臭いに他ならない。新顔の学者政商、公安筋、経産省らが混然一体となって血税はおろか、企業に群がる様はまさに百鬼夜行。しかし、当の仕掛け人の甘利明はご愁傷様にも先の総選挙で小選挙区落選、自民党幹事長から蹴飛ばされ表舞台から消えた。とはいえ、それでも新利権のマシーンが止まることはないが、鳴り物入りで誘致した台湾TSMCの半導体工場については、巨額補助金を巡ってその効用が早くも疑問視される――。国益死守を掲げながら、国富の流出をも懸念させる経済安保の〝まやかし〟を突く。
kisidaZAITEN2022年1月号岸田文雄甘利明経済安保
三菱UFJ「米銀売却」で亀沢非難の背後
傘下の米ユニオンバンクの巨額売却を巡って、MUFG社長の亀沢宏規に対して有力OBを中心に失望の声が上がり、売却資金を糧にしたデジタル投資にも批判が渦巻く。しかし、その陰では――。
MUFGZAITEN2022年1月号三菱UFJ亀沢宏規
山口FGに喰い込んだ「日銀OB」の来歴
地銀界にあって中国地方の雄とされてきた山口FG。しかし、グループに君臨した会長の吉村猛が追放される事態に……。その背後には吉村の独断専横と、日銀出身コンサルタントの存在があった。
ZAITEN2022年1月号山口フィナンシャルグループ
西武HD「後藤王国」資産切り売りで崩壊一路
新型コロナ禍で経営危機に瀕する西武HD。しかし、いまだ自己保身に汲々としているのが、社長在任15年で西武を掌中に収めた後藤高志である。社内では人心の離反が進むばかりだ――。
ZAITEN2022年1月号後藤高志西武HD
【経済安保特集】岸田文雄に「経済安保」を吹き込む悪い奴ら
10月末の総選挙で政権基盤を固めた岸田政権。しかし、幹事長の甘利明は選挙区で落選、その座を追われた。それでも、甘利は自身が政権の目玉政策に仕込んだ「経済安保」を巡って暗躍。関連ビジネスに悪乗りする輩が続々と……。
ZAITEN2022年1月号國分俊史岸田文雄経済安保
JR東海「リニア新幹線」進むも地獄・退くも地獄
死者も出したリニア工事発破事故や、その直後にまたもや起こった崩落事故……。原因は調査中だというが、その背景にはリニア工事の遅延問題が浮かび上がる――。
JR東海ZAITEN2022年1月号リニア
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ZAITEN2025年11月号 2025年10月1日発売 ¥1,100(税込)
SBI北尾が宣う「新生銀の上場時時価総額」に市場が難色
ダルトン「買収防衛策」包囲網で万事休す
田辺三菱「高給取り新経営陣」起用の〝放蕩ぶり〟
日本製鉄〝鬼っ子〟USスチールの「深刻な危機」
令和の「信用金庫・信用組合クライシス」