ZAITEN2022年04月号

ライオン シレっと変更していた二宮和也「水増し洗剤CM」

カテゴリ:クレーム・広報

 ジャニーズの二宮和也が出演しているライオンの洗濯用洗剤「トップ スーパーNANOX」のCMについて新情報が入った。

 以前の新ナノックスのCMといえば、主演の二宮が「みなさんの知っている大きな洗剤の約7割が水だったんです~。ほとんど水運んでます」と、ほとんど水の液体洗剤を運ばせていた事実を消費者に突きつける、取りつく島もないような〝残酷な〟内容だった。

 そのため、編集部にも「ライオンは水ばかりの洗剤を運ばせていた事実を謝罪すべき」という投書が届いたほどだった(詳しくは本誌昨年10月号をご覧ください)。
 その時は、ライオンのコミュニケーションセンター広報担当の矢板氏が「読者の声を真摯に受け止める」とは語っていたが、その後何か変化があったのか?  そこで、新CM「見た目じゃないのよ、洗濯は」篇を視聴し、内容を確認することにした。

二宮 この大きな洗剤、すぐなくなりません?
消費者 わかる~。何度も買いに行くのよね。
二宮 ナノックスならこれ1本で約2倍長く使えます。

 なるほど、新CM「濃縮成分7割」は、以前の「水7割」からシレっと表現を変え、今回のCMでは「水7割」は一切語られず、新ナノックスの「濃縮洗剤成分が7割」を強調したものに変更されている。  元のCMでは「濃縮成分7割」は「水7割」に押されて、埋没しているように見えたが、このCMでは、新タイプの洗剤が2倍使えるということが、消費者にダイレクトに伝わってくる。「水7割」CMと比べても、二宮の印象も良くなっている。そこで、再度、矢板氏に取材を申し込んだ。 「弊社は、製品の特長が効果的にお客様に伝わるようにするため、定期的に訴求内容を見直しております。ご指摘いただいたCMでの表現変更は、その一環です」

 矢板氏の話によると、このCMは、すでに昨年6月から放送されていたというのだが、「水7割」CMのインパクトに押され、影が薄かったのではないか? 「水7割」CMも実は好評だったと語る矢板氏。しかし「濃縮成分7割」のCMに切り替えることにしたのには、やはり理由があるのでは? きっと視聴者から「水7割」を運ばせていたのは酷すぎるとの声が上がっていたのだろう。

......続きはZAITEN4月号で。

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