ZAITEN2022年08月号

社内でも前日まで〝極秘〟だった―

読売新聞「スポーツ賭博解禁案」の舞台裏

カテゴリ:政治・国際

《スポーツ賭博解禁案》
 6月7日、読売新聞1面の大見出しに驚いたのは一般読者だけではなかった。  読売の中堅記者がこぼす。 「社内でも前日まで極秘だった特ダネ。でも、『猛反発は必至』とか『八百長や依存症懸念』と書いていますから、導入を阻止するためのキャンペーンなのは明らかで、シラケムードが漂いました」

 記事では、経済産業省の素案を読売が独自入手したと伝えたが、同日には松野博一官房長官や萩生田光一経産相も、報道を強く否定、7日の夕刊では《スポーツ賭博実現 否定》と報じている。

 もちろん、読売の誤報ではないばかりか、勇み足でもない。スポーツ、それも、プロ野球を対象とする賭博に頑強に反対する読売新聞グループ本社代表取締役主筆、渡辺恒雄(96)の意向を汲んだものだと囁かれている。

「主筆にとって、プロ野球は神聖なもの。7年前、巨人の選手が野球賭博に関与し、無期失格処分を受け、顔に泥を塗られました。しかし、それ以上にサッカーへの対抗意識というか、恨みが強い。Jリーグから始まったスポーツ振興くじtotoは、もはや何を当てればいいのか分からなくなっていて、BIGはほとんど宝くじです。こうした動きは主筆にとって財源ほしさの拝金主義に映るのでしょう」(読売デスク)

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