ZAITEN2023年01月号

安倍元首相と教団、本当の関係。

【インタビュー】鈴木エイト「カルト2世問題」を軽視する自民党とメディアの〝重罪〟

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鈴木エイト氏_書影.jpg自民党の統一教会汚染 追跡3000日 小学館/¥1,760(税込)

鈴木エイト(ジャーナリスト)
すずき・えいと―滋賀県生まれ、日本大学卒業。2009年創刊のニュースサイト「やや日刊カルト新聞」で副代表、主筆を歴任。11年よりジャーナリスト活動を始める。宗教と政治というテーマのほかにカルトや宗教の2世問題、反ワクチン問題などを取材しトークイベントの主催も行う。共著に『徹底検証 日本の右傾化』(筑摩選書)など。

 統一教会問題の第一人者であり、10月刊行の著書『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』が7万5000部のベストセラーになっている鈴木エイト氏。だがその調査報道は「首相暗殺」という最悪の事態が発生するまで軽視され、黙殺され続けたという。鈴木氏にメディアの責任、さらに同教団をめぐって現在行われている議論について尋ねた。


―鈴木さんはいつ頃から自民党と統一教会との関係を取材するようになったのでしょうか?
 私はもともと統一教会が街頭で正体を偽りながら行う勧誘を阻止する活動を行い、その実体験をルポにしていたのですが、同教団と政治家との関係について取材するようになったのは2013年の参院選以降。今回の本でも触れている、北村経夫参議院議員が菅義偉官房長官の仕切りで統一教会の支援を受けた顛末について『週刊朝日』に6回ほどの不定期連載をしたのが最初です。それ以来、私が主筆を務めているニュースサイト『やや日刊カルト新聞』を含む様々なメディアに書いてきました。

 実は5年前と昨年の時点で、それまで書いてきた内容を長編にまとめ、小学館ノンフィクション大賞に応募しているのですが2度とも落選しています。今年は集英社の開高健ノンフィクション賞にも応募し、その結果が7月6日(編集部注=安倍晋三元首相殺害事件が起こる2日前)に発表されたのですが、こちらもダメでした。  それ以外にも、この問題を世に問うために色々な出版社に企画を持ち込んだのですが通らなかった。それがあの事件後、状況が一変し、週刊誌取材を受けた小学館から不思議な紆余曲折を経て、出すことになったという次第です。

......続きはZAITEN1月号で。

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