ZAITEN2026年1月号

付属病院では残業3500時間超の医師も

東海大学医学部「労基署から是正勧告」と「刑事告発」

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東海大学医学部付属病院が、労働基準監督署から11項目の是正勧告や4件の指導票を受けていた。 勧告は医師らの長時間労働や未払い残業代に関するもの。さらには創業家の「私物化疑惑」も浮上―。

 東海大学医学部付属病院(神奈川県伊勢原市)は医学部のキャンパスに隣接する敷地にある、全国でも有数の規模を誇る病院だ。ホームページによれば病床数は804床、手術室は22室、集中治療室(ICU)は32床に及ぶ。外来患者の対応人数は平均で1日あたり約2400人。救急車の受け入れ件数は年間6000件以上にのぼるほか、ドクターヘリまで備えている。  2025年7月、この大規模な病院である説明会がオンラインで開かれた。タイトルは「労働基準監督署の指導に基づく時間外遡及精算の説明会」。付属病院に勤務する教員と臨床助手、臨床研修医などを対象に複数回開催されたとみられている。  説明された内容を簡単に整理すると次のようになる。言い回しは病院側の説明によるものだ。

〈23年9月20日、労働基準監督署の立入検査がありました。内容としては、複数の職種より、未払い残業代の訴えがあったという趣旨でした〉
〈24年5月、労働基準監督署より、時間外の未払いがないか、当院に対して調査するよう依頼がありました。対象期間は23年3月から24年3月です〉
〈様々な書類を提出した結果、24年5月29日、11項目の是正勧告、4項目の指導票の通達を受理しました〉

 つまり、労働基準監督署から立入検査などを受けて、未払い残業代の調査が行われ、その調査結果から11項目の是正勧告と4件の指導票を受けたというものだ。

......続きはZAITEN1月号で。

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