ZAITEN2024年07月号

大手紙トップ人事のウラ事情 著名人銀座出没報告、某月刊誌経理が横領…

特ダネ記者「放言座談会」

カテゴリ:インタビュー

 本誌今月号では、新聞特集とのことですが、最近の業界事情をどう見ますか。

 根本的な話だが、いわゆる全国紙と呼べるのはもはや大手町だけだよなあ。

 築地も一ツ橋も次々と全国の支局を撤退させていくなか、大手町だけが孤軍奮闘していますね。

 ただ、その大手町も劣化が指摘されています。小林製薬の紅麴サプリをめぐる健康被害問題で、談話の捏造があり関係者が処分されています。

 責任を取らされた大阪本社社長がパージされるかと思いきや、関連テレビ局の副社長に横滑り。想定通りとの声が大半ですが、真相は別にあるとする向きもありますね。

 グループトップが大阪本社社長を追い払おうとしていると報じた某誌の記事を打ち消すためとの指摘がある。いずれにせよ、同グループにとってテレビ局社長というのはその程度のポストということなのだろう。

 トップはトップで相変わらず権謀術数の限りを尽くしている一方、取材現場では大手町がポジティブに変質しているようです。

 週刊誌業界のみならず同業他社の記者との関係が希薄というか皆無だった同社ですが、最近はかなり柔和というか、交流を持つようになりましたね。

 かつては情報共有どころか名刺すら交換しなかったと言われているからな。そもそも、大手町の記者教育は徹底されており、他社、特に「週刊誌記者とは関わるな」と厳命されていたという噂だ。

 マスコミ全体が斜陽産業と呼ばれて久しいですからね。一方でさまざまな情報が溢れる現代社会で名誉の孤立は限界でしょう。

社長職をホールインワン

 もうひとつの大手町グループも大きな人事があったようです。

 在阪局の新社長にお台場の専務が就任予定です。

 15年以上前ですが、社会問題となった某バラエティ番組の不祥事以降、この在阪局の実権を握る相談役Xがプロパーの専務、常務らを押さえつけるためにお台場に泣きついたとか。

......続きはZAITEN7月号で。

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

【著者インタビュー】『偉人たちの酔っ払い流儀』ライター 栗下直也

【インタビュー】『兇人トランプを操る「ペイパルマフィア」の正体』 コラムニスト 町山智浩

【インタビュー】『松下政経塾が夢見た「保守二大政党制」という幻想』 ジャーナリスト 出井康博

【インタビュー】『それでも息子を日本の小学校に通わせたい』ドキュメンタリー監督 山崎エマ

佐高 信 vs. 椎名 誠「『無用』と決めつける多様性のない世間」

【著者インタビュー】『無敵化する若者たち』金沢大学教授 金間大介

【インタビュー】『それでも日本に原発は必要なのか?』 ジャーナリスト 青木美希

【インタビュー】『アニータの夫』 朝日新聞ネットワーク報道本部 坂本泰紀

【インタビュー】『読売消滅』 元 読売新聞社会部次長 橋本弘道

特ダネ記者「放言座談会」