ZAITEN2025年11月号

ゴルフscope

船橋カントリークラブ「運営会社 VS. 理事会」のその後

カテゴリ:スポーツ・ゴルフ

和解で解決したはずだった船カンのドロ沼の〝闘争劇〟。 だが、元理事は運営会社社長に対して名誉棄損で刑事告訴を行っていた―。

 千葉県の「船橋カントリークラブ」では、運営会社と理事会の対立が3年以上続いてきた。  その運営会社、船橋カントリー倶楽部の小倉義雄社長が名誉棄損罪で刑事告訴され、8月25日、千葉県警印西警察署に正式に受理された。

 訴因は今年3月、運営会社が理事6名に除名通知を送付し、クラブハウスの掲示板と公式サイトにその旨を掲載したことだ。

 除名の理由はこうだ。 〈会員は、会社及びゴルフ場の業務を妨害してはならない義務があるにもかかわらず、義務に反して会社の業務を故意に妨害し、会社及びゴルフ場の信用を著しく棄損した〉  これに対して元理事の1人が刑事告訴し、受理されたのだ。

 本誌が入手した「告訴状」には、〈「故意の業務妨害行為」を裏付ける具体的証拠を一切示さず、また、弁明機会が与えられることなく、一方的に社会的評価を下げる文書を発信した〉。加えて、この除名は理事会との対立において、運営会社側に〈有利に導く目的で行われたものと考えられ、極めて悪質〉としている。

 運営会社が、理事会の評判を貶める文書を、不特定多数の者が見ることのできるクラブハウス掲示板及び公式サイトに掲示したことが、刑法230条1項の名誉毀損罪に該当すると主張している。

 ここに至る発端は、運営会社が理事会を敵視し、民事訴訟を次々と起こしたことだった。

......続きはZAITEN11月号で。

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