ZAITEN2025年11月号

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SBI北尾が宣う「新生銀の上場時時価総額」に市場が難色

カテゴリ:企業・経済

 長年の課題である公的資金を完済し、7月に東京証券取引所に上場を申請したSBI新生銀行。一見、経営は順風満帆にも見えるが、親会社のSBIホールディングス(HD)会長兼社長の北尾吉孝が「上場時の時価総額1・5兆円超え」をぶち上げたことが波紋を広げている。

 SBI新生銀の足元の収益力を勘案した時価総額は「1兆円以下」(外資系証券アナリスト)というのが市場のコンセンサスで、北尾が掲げた目標があまりにも過大だからだ。

 SBIHDがSBI新生銀株の株式公開買い付け(TOB)を経て、2023年に非上場化した際の時価総額は5600億円強。25年3月期の連結純利益は844億円と、23年3月期(427億円)からほぼ倍増したとは言え、NECキャピタルソリューションの持分法適用会社化に伴う負ののれん発生益(約117億円)も含まれ、実力値とは言えない。

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