ZAITEN2026年3月号

なぜ常磐線各駅停車にだけ掲出されたのか

JR東日本「車内広告を"ヤンキー漫画"で埋め尽くされる不快感」

カテゴリ:クレーム・広報

 鉄道会社が、車内の中吊りや窓上、ディスプレイ映像など、電車内のすべての広告枠を1社の広告で埋め尽くす「トレインジャック」。本誌でも2023年11月号で、東京メトロが掲示した住友林業のトレインジャック広告を「不快」と感じる読者の声を紹介した。だがその後も、身動きが取れない首都圏の満員電車で、乗客の意志に関係なく強制的に広告を見せる「強制視認性」を期待してか、出稿したがる企業は後を絶たない。  

 26年の正月にも、取手駅(茨城県取手市)から綾瀬駅(東京都足立区)区間を走り、大半が東京メトロ千代田線と直通運転しているほか、一部は小田急線とも直結しているJR東日本・常磐線の各駅停車路線で、同手法の広告が実施された。  

 宣伝の対象となったのは、秋田書店が刊行する青年漫画誌『ヤングチャンピオン』の今年1月13日発売号から連載が始まった、高橋ヒロシ作の漫画作品『ダストランド』。累計発行部数9000万部超とされる『クローズ』および『WORST』の続編で、架空の高校を舞台に、不良少年たちが喧嘩に明け暮れる日々を描いた、いわゆる〝ヤンキー漫画〟だ。  JR東日本によれば、このトレインジャック広告は、26年1月5日から同18日までの2週間掲出されたという。

......続きはZAITEN3月号で。


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