ZAITEN2026年3月号

クレーマーズ・レポート第99回

イケア 家具のセルフ組み立て説明は 「イラストのみ」の不親切対応

カテゴリ:クレーム・広報

 スウェーデン発祥の世界最大の家具・インテリア量販店である「イケア」。北欧らしい高いデザイン性の割に、価格はリーズナブルというイメージで日本でもすっかり定着したが、2026年の始まり、イケアへの「失望」を語る情報が編集部に寄せられた。  都内在住のAさんは、昨年の暮れに首都圏にあるイケアストアのひとつを訪ね、同社の公式オンラインショップのサイトで「人気商品」とされている収納ラック「JONAXEL(ヨナクセル)」を購入した。  

 イケアの家具は「より多くの方に手頃な価格で機能的な家具をお届けするため、セルフでの組み立てを前提に設計」(同社広報)されている。  Aさんも自分で組み立てなくてはいけないのは理解した上で、フレーム、天板、引き出しとなるバスケットなどをパーツごとに購入。この時点でかかった費用総額は税込み6000円ほどで、「良い買い物ができた」と喜んでいたという。  

 ところが購入後、すぐに自宅に持ち帰り説明書を広げると、組み立てにはハンマーが別途必要であることがわかった。
〈イケアで組み立て家具を購入したことは以前にもあったので、自宅にある電動ドライバーを使えばいいと思っていました。形状からもハンマーが必要になるとは予測できず、イケアストアで購入した際も、「組み立てにはハンマーが必要」などの説明は店頭のどこにも見当たりませんでした。  

 仕方がないので、ネット通販で2000円程度のゴムハンマーを購入しました。数日後に届くのを待ってようやく組み立てに着手できたものの、フレームとフレームの連結部分をハンマーで押し込むには想像していた以上に力いっぱい叩きつける必要がありました。そのたびにけたたましい金属音が鳴り響くので、「これは大変な近所迷惑なのではないか」と内心ヒヤヒヤだったものの、こちらとしても早急に収納が必要な事情もあり、心の中でご近所に詫びながら作業を続けました〉(Aさん)

 しかし作業は容易にはいかなかった。イケアの家具はセルフでの組み立てが前提であるにもかかわらず、組立説明書に記されているのは「イラストのみ」で、文章による説明はなかったからだ。

......続きはZAITEN3月号で。

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