ZAITEN2023年03月号

【ZAITEN SIGHT】

チッソ〝天皇ひっそり死去〟でも社外非公表の異様

カテゴリ:企業・経済

 公害の原点といわれる水俣病の原因企業であるチッソの実力者だった後藤舜吉が昨年8月に逝去した。享年87歳。社員には知らされたものの、いまだ対外公表されておらず、関係者でも知る人は少ない。岐阜県出身の後藤は東京大学法学部を卒業後、チッソの前身である新日本窒素肥料に入社。化成品事業など王道を歩み、40代半ばで取締役に就任した。1993年には「満を持して」(業界関係者)社長に就き、以後、10年にわたり君臨、退任後も会長・最高顧問としてチッソを牛耳った。

 業界内外に後藤の名をとどろかせたのは、水俣病への対応だ。補償を求める水俣病患者には一貫して冷淡な態度を取り続けた。

......続きはZAITEN3月号で。

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

ユニバーサルエンタ〝岡田家騒動〟で迷走加速

JR東日本「品川再開発」は〝絵に描いた餅〟

三菱UFJ「得意絶頂」でも〝高転びの足音〟

三井住友信託銀行が強行する「過酷リストラ」

ソニー「タムロン買収」に透ける〝手練手管〟の狡猾

IHI・三菱重工がうなされる「原子力船」失敗の悪夢

【特集】客室乗務員の「質とモラルの低下」はなぜ止まらない

【特集】鳥取三津子社長に現役機長2名が「辞職勧告」

【特集】JALを腐らせる「モノ言えぬ空気」の正体

東京電力社員と家電メーカーの〝不適切な関係〟