ZAITEN2025年07月号

玉木、立花、斎藤、石丸の正体 SNS政治家を撃つ

【自著紹介】佐高 信「玉木、立花、斎藤、石丸の正体 SNS政治家を撃つ」

カテゴリ:インタビュー

『玉木、立花、斎藤、石丸の正体 SNS政治家を撃つ』
旬報社/¥1,870円(税込)

 吉永みち子さんとの対談でも名前を挙げた立花孝志、玉木雄一郎、斎藤元彦に加えて石丸伸二。近年相次いで登場した彼ら"SNS政治家"のいかがわしさについては、いつかまとめて批判しなければいけないと思っていた。

 彼らは、新しい情報ツールを巧みに使いこなすことで、世間、とりわけ若者たちから何やら新しいタイプの政治家だと見なされている。だが私に言わせれば、彼らは〝新種〟では全くなく、ただの〝亜種〟に過ぎない。

「政治屋の一掃」なるスローガンを掲げている石丸が昨年都知事選に出馬するにあたって、選挙対策本部長を務めたのは、自民党東京都連が政治家を目指す者向けに開講した「TOKYO自民党政経塾」の塾長代行でもあった小田全宏。小田は石丸の選対を、自民党所属のまま取り仕切っていた。

 玉木雄一郎は2020年に統一教会系の日刊紙「世界日報」の取材を受けているし、16年には世界日報社の元社長からの寄付まで受けている。やっていることは自民の裏金政治家たちと大して変わらないのに、彼らの支持者たちはそうした本質を見ようとしない。  斎藤が維新の支援を受けているのは周知のとおりだが、以前から私は、自民党がヤクザなら維新は半グレだと言ってきた。

......続きはZAITEN7月号で。

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