ZAITEN2026年4月号

露天風呂の女湯を盗撮

「女湯盗撮検事」が〝逆ギレ訴訟〟の背景

カテゴリ:事件・社会

 露天風呂の女湯を盗撮して罰金刑の有罪判決を受けた男性副検事(犯行当時40歳)が、懲戒免職と退職金不支給の取り消しを求めて裁判を起こしている。市民感覚に照らせば処分は当然で、あきれてしまう。だが、裁判で浮き彫りになっているのは、痴漢・盗撮をしたくらいではめったにクビにならない〝検察ムラ〟の非常識だ。

 裁判を起こしているのはK元副検事。2007年に検察事務官として採用され、21年4月に副検事となり、さいたま地検や越谷区検で略式裁判の取り調べや起訴などを担当していた。  22年8月27日、休日をつかい、K氏はひとりで車を運転して静岡県御殿場市の温泉施設に行った。そして男湯に入り、女湯との境に設けられた板塀の上に小型の動画カメラを設置、入浴中の女性を盗撮した。女性客がカメラを発見して騒ぎに発展。K氏は従業員から事情を聞かれ、氏名・連絡先を伝えて立ち去った。

 静岡県警御殿場署に逮捕されたのは約2カ月後の同年10月29日。その間、盗撮や痴漢などの事件の捜査や訴追手続きに従事していた。現場に残されたカメラに入っていたSDカードはデータが削除されていた。通信機能がついており、遠隔操作で削除した可能性があった。しかし警察はデータの復元に成功、事件当日の映像が有罪の証拠となった。

......続きはZAITEN4月号で。

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

「女湯盗撮検事」が〝逆ギレ訴訟〟の背景

元AKB48メンバーが在籍するIT企業が「和解金不払い」

オープンハウス「賃料倍増で店子追い出し作戦」裁判

東北大学とフューチャー金丸の「包括連携協定」に疑義

裁判員裁判「刺激証拠」で歪む司法

【特集1】毎日新聞が裁判で「新聞の秘密」を意図せず暴露

【特集1】朝日新聞「相次ぐウェブメディア廃止」の惨状

【特集1】産経新聞「いわくつき幹部」が出世の異常事態

【特集1】読売新聞「押し紙」否定のための不可解な主張

不自然すぎる「第三者委員会」に異議あり