ZAITEN2026年5月号

検査を躊躇するのは国民への背信行為だ

金融庁「プルデンシャル不正」が開けたパンドラの箱

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 外資系のプルデンシャル生命保険で今年1月、過去30年超にわたって107人の社員・元社員が約500人の顧客から計31億円を騙し取っていたことが発覚。社長が引責辞任した上、90日間の新規営業自粛に追い込まれ、金融庁が緊急の立ち入り検査を行う一大不祥事に発展した。

 そんな最中、3月18日にはプルデンシャルと同じ営業スタイルで知られるソニー生命保険でも元営業社員が顧客から約22億円を借り入れ、うち約12億円を返済していないことが明らかになった。

 同社はこの事案を2023年に把握していたものの、「営業社員個人による金銭貸借」と判断し、元社員を「内規違反による懲戒解雇処分」としただけで、公表すらしていなかった。  

 会社として弁済しない方針もすでに決めており、「一部の不届き者の暴走」として闇に葬りたかったのかもしれない。

 だが、そうは問屋が卸さなかった−。  ダイヤモンド・オンラインが《ソニー生命でも「20億円」の不適切な金銭貸借が判明!》とスクープし、公表を余儀なくされた。プルデンシャルの不正が業界を揺るがす中、過去の事案とは言え、同様の不祥事にだんまりを決め込もうと考えていたとすれば、ソニー生命経営陣の常識を疑う。

......続きはZAITEN5月号で。

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