ZAITEN2026年7月号

みずほOBでJICの社長だというが―

東電HD新会長に「ヨコオ Who?」の声

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 東京電力ホールディングス(HD)の会長が交代する。新会長は産業革新投資機構(JIC)社長の横尾敬介(74)。旧日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)OBで〝資本提携の推進役〟と報じられているが、興銀時代からボスの陰に隠れて目立たず、JIC時代は「何もしない(できない)社長」と囁かれていた。  

 福島原発事故に伴う巨額債務で実質3度破綻し、4度目が迫る瀬戸際の東電。関係者が「ヨコオ Who?」と訝しむほど知名度の低い人物がなぜ抜擢されたのか。

歴代会長はといえば

「政権にも意見が言える人物で、力強い改革にも期待できる」
 4月30日の記者会見で、現会長(元三菱ケミカルHD会長)の小林喜光(79)はこうコメントした。  

 小林が東電HD会長に迎えられたのは21年6月。00年代から三菱系化学メーカーの合併・統合に辣腕を振るい、2015〜19年の経済同友会代表幹事時代には「日本社会〝茹でガエル〟論」など歯に衣着せぬ言動で話題を呼んでいた。「行き詰まった東電の経営に新風を呼び込むのでは」と周囲の期待は大きかったのだが、5年の任期中、東電内での小林の存在感は皆無に近い。

 東電HDの会長職は非常勤で社外取締役として処遇される。

......続きはZAITEN7月号で。

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