ZAITEN2026年7月号

【対談】佐高信の賛否両論

佐高 信 vs 岩屋 毅「対話する姿勢を崩さず、〝分断の政治〟にさせない」

カテゴリ:インタビュー

いわや・たけし―1957年、大分県別府市生まれ。87年に大分県議会議員に初当選。90年の衆議院選挙に旧大分2区から無所属で立候補し当選。自民党に入党して宮澤派へ。その後、新党さきがけ、新進党を経て自民党へ復党。2018年に防衛大臣として初入閣。24年には石破茂政権で外務大臣を務める。


リアリティを持って

中国との関係を考えるべき

佐高:(部屋に飾られた書を見て)これは見事な書だ。どなたか著名な方が書かれたものですか?

岩屋:いや、お恥ずかしい。これは私が書いたもので......。

佐高:おお、そうなんですか! 私も父が書家だったもので。「天下興以一人(天下一人を以て興る)」というのは......。

岩屋:中野正剛先生の言葉ですね。

佐高:若いころから書をたしなまれていたんですか?

岩屋:それがですね、50を過ぎてからなんですよ。人から頼まれて色紙などを書くときに、字を書くより恥をかくほうが多くなりまして(笑)。

佐高:いやいや、お見事だ。......しかし、イラン情勢を含め、世界情勢が混沌としてきましたね。前外務大臣である岩屋さんも思うところがあるのではないですか?

岩屋:今は無役なんですが、正直、大変心配しております。

佐高:私の個人的な意見としては、アメリカに対して、もっとモノを言わなければいけないのではないかと思うのですが。

岩屋:それはそう思いますね。例のイラン攻撃にしても、あえて法的評価をしてみせる必要はないにしても、同盟国、友人として、非常に我々は心配している、ということは言っていいと思うんです。    

 今般のアメリカの行為というものが、国際社会全体からどう見られているのか。我々は同盟国として支えていくけれど、国際世論の動向には十分気をつけてほしい、というような物言いですよね。それが米国のためでもある。

......続きはZAITEN7月号で。

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