ZAITEN2022年05月号

ホンダ〝営業〟倉石会長就任で「技術系排除」に拍車

カテゴリ:企業・経済

ホンダ_倉石副社長.jpgホンダ 倉石会長(サイトより)

 ホンダの社内で繰り広げられてきた「技術系vs.営業系」の戦いに終止符が打たれようとしている。ホンダは4月1日付で副社長の倉石誠司が代表権を外れるものの、会長・取締役会議長に就くとともに、専務の竹内弘平が代表権を持つ副社長に昇格することを内定したからだ。

 ホンダは天才技術者と呼ばれた本田宗一郎が創業したこともあって社長は歴代エンジニア出身者が務めてきた。そして本田宗一郎を裏で支えた藤沢武夫以来、営業系はナンバー2のポジションに置かれている。社長が技術系出身という伝統は現在まで変わらないものの、営業系はここ数年、経営の主導権を握ろうと画策してきた。その黒幕が会長に昇格する倉石だ。

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