ZAITEN2022年05月号

観光庁の女帝「説教タイム」で存在感発揮

カテゴリ:企業・経済

「説教会は3時間にも及んだ」というのは、1000億円もの予算がついた観光庁の目玉政策「地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値化事業」の事務局関係者だ。説教会とは前号で既報の通り、有識者の東京女子大学教授、矢ケ崎紀子が観光庁に要求した「有識者からの事務局への事前ヒアリング」のことだ。
 その事務局委託先を決める企画競争の審査を託された選定委員が矢ケ崎を筆頭にした4名の有識者だった。他に観光庁側も加わった審査の結果、博報堂が採択先となったのだ。しかし、「どうやら有識者の間では博報堂の提案への評価はあまり芳しいものではなかった」(観光庁関係者)という。なぜ、有識者がここまで口を挟むのか。
「東急エージェンシー(AG)やデロイトによる前事務局の評判があまりに悪かったという側面もあると思うが、有識者たちには新事務局に睨みを利かす意味合いもあったのでは。まさに茶番」(宿泊事業者)と語る。東急AGと同様、博報堂が本気で地方と伴走する気があるのかという新事務局への不安も耳にする。一方、選定委員の有識者たちは今後、公募される地域の選定にも関わっていくという。

......続きはZAITEN5月号で。

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