2022年06月号

「だれの誕生日も思い出せない」と認知症を揶揄

LINE おバカ芸人「トレインジャック広告」で〝認知症〟を揶揄

カテゴリ:クレーム・広報

〈私は母が認知症で、自宅で介護をしています。先日、電車に乗った際に、ある広告を見て、とても辛い気持ちになりました。ゲームの広告のようなのですが、お笑い芸人を起用して、まるで認知症の患者をバカにしているような内容でした。介護に疲れている私自身も、認知症の母もこうやって笑われたら悲しいだろうなと思いました......〉(読者のメールより)


 今年3月から4月の間に鉄道各社で掲示された「LINEポコポコ」の広告のことである。
 ツイッターのLINEポコポコ公式アカウントによると、首都圏のJR線などで「トレインジャック」と称し、車両内の全広告をジャック(占拠)するキャンペーンを期間限定で行っていたという。


 この広告に起用されたのは昨年末にM‐1グランプリで優勝した「錦鯉」という漫才コンビである。このコンビの特徴はボケの長谷川が〝おバカなおじさん〟芸を披露するもので、そのキャラクターの特性を活かした広告のようだ。しかし、「だれの誕生日も思い出せない」「散歩は好きだが、迷子になる」といったフレーズは、認知症の症状ともいえる内容であり、それを前面に打ち出していることには、やはり違和感がある。

......続きはZAITEN6月号で。

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

東急東横線 専用車両はガラガラ「混雑悪化Qシート」

横浜銀行 お粗末なミスで「読みとれないQRコード」

アイリスオーヤマ「消費者軽視の言い訳は〝噴飯物〟」

ミスターミニット「下請企業を蹂躙する〝みずほ出身社長〟の横暴」

三井住友信託銀行「手のひら返しで態度一変」

社内・OBから大顰蹙 女性社長を傀儡に強権院政

サンドラッグ「取材を勝手に断ろうとする代表電話」

警察庁「回答期日無視などの呆れた広報対応」

ワークマン「〝監修〟を〝コラボ〟と宣伝する図々しさ」

JR東日本「発車メロディの〝改悪〟」で企業広告の違和感