2022年06月号

ダイヤモンド「安倍インタ記事」に〝顧問〟で介入

〝安倍のパシリ〟となった「朝日新聞記者」の新ビジネス

カテゴリ:事件・社会

「他社の報道に介入する時点でアウトなのに、それを安倍(晋三)元首相の代理人としてやったのだから論外。今後、彼を相手にするのは安倍応援団とか、ネトウヨみたいな人たちだけでしょう」


 朝日新聞の政治部記者がそう吐き捨てる。〝安倍の代理人〟と言うのは、さる4月20日をもって朝日を去った元編集委員・峯村健司(47)のことだ。


 朝日の調査結果などによると、峯村は3月、安倍にインタビュー取材を行った『週刊ダイヤモンド』副編集長に電話し、「安倍総理がインタビューの中身を心配されている。私が全ての顧問を引き受けている」「とりあえず、ゲラを見せてください」「ゴーサインは私が決める」などと要求した。ダイヤモンドは介入を拒否して朝日に抗議。停職1カ月の懲戒処分が下されたが、前々から転職の準備をしていた峯村は、処分期間途中で朝日新聞を後にした―。

......続きはZAITEN6月号で。

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