ZAITEN2023年05月号

明治HD医薬トップ「永田町詣で」の違和感

カテゴリ:企業・経済

 明治ホールディングス(HD)傘下で医療用医薬品事業を担うMeiji seika ファルマ(Meiji)が〝シオノギ化〟していると話題だ。Meijiが重点領域とする感染症薬事業の一つである抗菌薬事業をめぐり、政府の支援を求める姿勢を強めているからだ。年明け以降だけでも2度、与党・公明党に対し、社長の小林大吉郎が直々に訴える始末。トップ自ら永田町詣でをする姿に、陣頭指揮を執って新型コロナウイルス感染症治療薬「ゾコーバ」の有用性を政治家に説いて回った塩野義製薬会長兼社長の手代木功を重ねる向きも出ている。

 2022年3月期の明治HDの医薬品セグメントの売上高は1879億円、営業利益は186億円。その中身は少々ややこしい。MeijiとKMバイオロジクス(KMB)の2社体制で展開しているからだ。このKMB、大規模な製造・品質不正問題を引き起こし、当時最長となる110日間の業務停止処分を受けた熊本県のワクチン・血液製剤メーカー、化学及血清療法研究所(化血研)から医薬品製造販売事業を継承するかたちで設立した。MeijiとKMBは明治HD傘下の兄弟会社。

......続きはZAITEN5月号で。


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