ZAITEN2023年05月号

北朝鮮ミサイルに「警察OB天下り企業」の影

カテゴリ:政治・国際

 次々とミサイルを発射する北朝鮮だが、これに日本が深く関係していることが新たに判明した。

 昨年末、米情報当局から日本の警察当局に、こんな情報が寄せられた。警察筋が語る。 「特殊技術を持つ日本の企業が中国の餌食になっている。問題は、この技術がミサイル関連のものであることだ。しかも、北朝鮮も手を伸ばしている。というか、そもそも、この企業からの技術供与が確認されたきっかけが北朝鮮のミサイル発射だった。近年、北朝鮮はミサイルを移動の上、発射するという機動性を見せていたため、詳細を探ったところ、運搬にかかわる特殊技術を持つこの企業が浮上した。そして、これが中国に対する分析にも貢献した。ミサイルの移動は各国が行っているが、では中国はどのようにして行っているかと探ってみると、同じ技術であることが判明した」
 

......続きはZAITEN5月号で。

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

自民自動車議連会長に「甘利」就任で業界は警戒感

河野デジタル庁「マイナ保険証に血道」で総スカン

【特集1】診療報酬改定で「〝お坊ちゃま〟武見大臣」を操る財務省

財務省〝本業は苦戦〟も「植民地支配」は着々

【特集】農林中金「ヘッジファンド化」模索の皮算用

【特集】日本の農業を破壊する「JAグループ」と農水族

【特集】政治とつるむ「JA全中」と疲弊する「単位農協」

【特集】日本の農業を破壊する「JAグループ」と農水族

経産省と維新が招く大阪・関西万博の「絶体絶命」

【特集2】経済安保利権の〝走狗〟と化す「甘利一派」と「コンサル人脈」