ZAITEN2025年10月号

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財務省「森友文書開示」で国会〝臨戦態勢〟

カテゴリ:政治・国際

 衆参両院とも少数与党となり、野党が要求する「消費減税」の行方に気をもむ財務省。秋の臨時国会に向けては、これとは別の「爆弾」も抱える。森友学園への国有地売却に関する決裁文書改竄問題への対応だ。

 大阪高裁が今年1月、全体で17万ページ以上に及ぶ関連文書の事実上の開示を命じる判決を下した。この結果、同省は職員の手控えメモなど経緯の詳細を明らかにしなければならなくなった。参院選勝利で勢いづく野党から国会で厳しい質問を浴びせられるのは必至で、次官の新川浩嗣(1987年旧大蔵省)らは組織防衛体制を固めようと躍起の体だ。

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