ZAITEN2023年08月号

「東北新社」二宮清隆役員復帰に現場は悲鳴

カテゴリ:企業・経済

「ずっと噂になっていたのですが......まさか現実になるとは。社内では暗澹とした雰囲気になっていますよ」

 電話の主は、総合映像プロダクション・東北新社の中堅社員と名乗った。  

 東北新社といえば、総務省幹部職員への接待問題が発覚し、2021年に創業者である植村伴次郎の娘婿で当時の代表取締役社長・二宮清隆が辞任。二宮は特別顧問として直接的な経営から距離を置かれることとなった。  

 だが、その二宮が23年度の株主総会において取締役会提案によって取締役に復帰することが今年5月26日に発表された。前出の中堅社員は続ける。 「22年度の株主総会で当時の中島信也社長が任期満了で退任を発表しました。総務省問題では国会招致でも汗をかいただけでなく、社の立て直しのため奔走して本当に現場思いの社長だった。二宮と同じ創業家一族の、いまの小坂社長への交代が発表されたときは、みんな落胆しました」



......続きはZAITEN8月号で。


購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

協和キリン「新薬開発中止」で〝剣が峰〟

ニコン〝社運を懸けた〟事業で「大赤字」「違法サービス残業蔓延」

日本製鉄 誤算で「ジャンク債転落」の危機

KADOKAWA夏野「身代金はコスト安」の放言

JR東日本「経団連」を巻き込む〝悪しき策謀〟

【特集2】植田日銀「高市の反利上げ」で金融正常化頓挫

【特集2】日銀〝天下りOB〟たちの「優雅な生活」

アステラス製薬 安川会長「AI高評価」に〝1人ご満悦〟

新日本科学〝いわく付き役人天下り企業〟の家督相続に暗雲

復活目指す「造船大国」は〝転覆前夜〟