ZAITEN2023年09月号

バークレイズ証券「有名金融アナリスト」にパワハラ疑惑

カテゴリ:企業・経済

 ロンドンに本拠地を置くグローバル金融機関の雄・バークレイズ・グループ。日本法人であるバークレイズ証券の幹部社員X氏について、驚きの実態が明るみに出た。ある金融業界関係者は語る。 「X氏は外資系金融のアナリストとして著名で、日本経済新聞をはじめ経済情報誌でもたびたび登場するなどメディアへの露出が高い人物です」  

 国立大学卒業後、日本銀行に入行。その後、米国大学へ留学、経済学博士号を取得。その後、大手金融機関に勤務し、2010年にバークレイズ証券に入社という輝かしい経歴を持つX氏。その分析が重宝されて、メディアへの露出機会が多い。  

 だが、外資系金融機関のアナリストのなかでは、X氏が特別優秀ではない、それどころかその能力を疑問視する声もある。ある金融機関関係者はX氏を次のように〝分析〟する。

......続きはZAITEN9月号で。

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

メディパルHD「共和薬品買収」で業界再編加速

ゆうちょ銀行「老害・池田退任」でも前途多難

LINEヤフー「総務省カンカン」で解体危機

三菱重工「MSJさえ造れない」「H3」成功もロケット市場で惨敗必至

エネオス「脱・日石支配」偽装の新経営体制

【特集】JR東日本を蝕む「喜勢リスク」と〝2人の老害〟

【特集】JR東日本を蝕む「喜勢リスク」と〝2人の老害〟

【特集】大林組「大林剛郎会長」と〝2人の女性〟

三井住友信託「CBJ問題」で旧住信支配の終焉

レゾナックHD髙橋秀仁社長の横暴に人心乖離