ZAITEN2024年12月号

衆院選マスコミ裏話、犯罪芸能人の意外な素顔 報道されない某大手紙記者の不祥事……

特ダネ記者「放言座談会」

カテゴリ:インタビュー

 本誌先月号での自民党総裁選の話題同様、今回の衆院選も現時点(9月23日)では終盤戦に突入といったタイミング。今月号発売時には結果は出ているわけですが......。

 自民党が議席を減らすのは間違いなさそうだが、さすがに政権交代まではひっくり返らないだろうな。

 そもそも、石破が総裁選後の即解散も予想外と言えば予想外だったわけで。

 ある警察幹部は早期解散がないと見て石破総裁を歓迎したようですが、結果忙殺されてそうですね(笑)

 蓋を開けてみないとわからないのが選挙ですから。今回も前回同様、一般誌による当落予想とは趣向を変えて取材等でのマスコミ裏話など出来たらと思います。

 とはいえ、やはり当落が気になるのは公認を得られなかった自民候補たち。

 東京11区の下村博文、同じく7区の丸川珠代は序盤から情勢厳しい様子。都市部は浮動票が多いため自民への風当たりの強さをもろに受けており、大臣経験者ですが落選危機です。

 一方で同じく17区の平沢勝栄はメディア露出の多さからか圧倒的な知名度で盤石な様子。

 公示前に立憲から有田芳生が出馬を表明していた東京24区の萩生田光一だが、序盤情勢はかなりの接戦のようだ。知名度や裏金のイメージの悪さから言えばかなり苦しいが、有田はリベラル色が強すぎて「どっちも嫌だ」という層が厚い。立憲関係者からは「ほかに良い候補者がいなかった」との声も聞こえてくる。

マスコミの不満爆発

 今回の選挙、早々に自民党が都内で行った情勢調査の資料が複数のルートで漏洩しているとか。

 10月11日~13日にかけて都連が行った情勢調査の資料で、性別、年齢、支持政党別の候補者への支持率がまとめられているもの。全ページに〝秘〟の押印がされて、資料のデータによってはファイル名に「厳重注意」という記載があったりします。

......続きはZAITEN12月号で。

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