ZAITEN2025年12月号

狙うは非上場化と不動産売却

高島屋「株主・村上親子」の〝大立ち回り前夜〟

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 株式相場で新たな号砲が鳴り響いた。けたたましく音を立てたのは、村上世彰・野村絢親子だ。  旧村上ファンド系の投資会社「シティインデックスイレブンス」が、野村絢との共同保有で、大手百貨店「高島屋」の〝株付け〟をはじめた模様だ。

 9月22日付で提出された大量保有報告書で判明した両者の高島屋保有株式は5・32%。市場でもっとも注目される〝親子〟の登場に株価は即座に反応した。年初以来1200円前後で値動きを続けていた高島屋株は、この時期の日経平均株価の上昇の影響もなかったのだが、9月に入るとじわじわと値を上げ、22日には1658円を付けた。

 その後、29日付で変更報告書が提出され、6・55%まで買い増したことが公表されると、その刺激を受けてか、株価はさらに上昇した。10月7日には年初来最高値(10月21日時点)となる1804円を付けた。  

 ちなみに、この時期、村上親子は同様に、MBO(経営陣の株式取得による非上場化)の一環としてTOB(株式公開買い付け)をかけられている、「GATSBY」などのブランドを展開する美容メーカー・マンダム株の大量保有を公表している。その取得割合は10月21日時点で17%を超えており、市場関係者の関心はこちらのほうが高いかもしれない。

......続きはZAITEN12月号で。

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