ZAITEN2026年5月号

「発行部数日本一」の読売新聞は 〝虚構の勝者〟を目指すのか

【インタビュー】『読売消滅』 元 読売新聞社会部次長 橋本弘道

カテゴリ:インタビュー

『読売消滅』
ビジネス社/¥1,900+税

はしもと・ひろみち―元読売新聞社会部次長。早稲田大学第一文学部卒業。読売新聞東京本社入社後、北陸支社富山支局、社会部次長、映像部次長を経て配信部長。社会部時代は警視庁、金融事件、災害、選挙などを担当。共同著書に『マラッカ海賊海峡』(WAC)。2024年同社退職後、現在はNPO法人ヴォイス理事長。

「発行部数日本一」の読売新聞は 〝虚構の勝者〟を目指すのか

―刺激的なタイトルが非常に印象的です。
『新聞消滅 巨大メディアを揺るがす想定されていた災厄』(ビジネス社)を執筆する経緯となったのは、2025年に読売新聞が報じた2つの誤報です。  1つは当時内閣総理大臣であった石破茂氏が「退陣する意向を固めた」とする7月23日夕刊、同日の号外、翌24日朝刊の報道。もう1つは、8月27日朝刊で公設秘書給与不正受給か 維新衆院議員 東京地検捜査」と題して報じた記事です。

「石破退陣報道」をめぐっては、読売は報道から約1カ月後の9月に入って検証記事を掲載しました。その内容は、誤報当時、「石破首相は参院選の惨敗を受けて、退陣の意向を周囲にも伝えていたが、報道を受けて翻意した」といった趣旨で、要するに「結果として誤報になった」と、まるで石破首相のせいであったかのような恨み節すら滲んでいました。 「維新誤報」も「重大な誤報」であったとして検証記事を掲載しました。

......続きはZAITEN5月号で。


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