ZAITEN2026年8月号

令和のオイルショックで消費者を追い詰める「高市政権の愚策」と「石油大手の深謀遠慮」

【特集】高市・赤沢の「ナフサ不足の嘘」を統計で検証

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ナフサ不足は「目詰まり」が原因ではない

 アメリカとイスラエルによるイラン攻撃から始まった中東情勢の悪化。ホルムズ海峡の封鎖によって、原油と原油由来のナフサの供給不足が深刻化している。日本は原油の約9割を中東に依存。ナフサについては、国内供給の6割を輸入に頼り、輸入分のうち約7割を中東に依存している。特にナフサは供給不足に加えて価格も高騰し、幅広い業界に影響を与えている。

 にもかかわらず、首相の高市早苗は国会などで「日本全体として必要となる量は足りている」と繰り返し主張する。その一方で、ナフサ不足は一部で「供給の偏り」や「流通の目詰まり」が生じていることを問題にしてきた。

「ナフサは足りている」とする高市政権の頑なな姿勢は、国会だけでなく、さまざまなところで物議を醸している。

 5月にカルビーがナフサを原料とするインクの調達が不安定になったとして、ポテトチップスなどのパッケージを白黒にすると発表すると、政府はカルビーに説明を求める異例の行動に出た。朝日新聞は同月21日に官邸幹部がカルビーの決定を「売名行為だろう」と語ったと報じた。

......続きはZAITEN8月号で。

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