ZAITEN2022年04月号

【特集】希望・早期退職「新型リストラ企業」の経営者責任

カテゴリ:企業・経済

2204p020_特集2_トビラ.jpg

コロナ禍の影響もあり、各企業では希望・早期退職者を募集する傾向が目立つ。2020年には93社で約1万8000人の募集だったが、比較的世間がコロナ慣れてしてきた昨年も84社で約1万5000人と大規模募集は止まらない。前年と比べ企業数・募集人数はともに減少したが、依然として高水準である。外的環境の変化によって経営の見直しが求められた結果の施策であれば分からなくもないが、中には「業績良好」の企業も目立つ。 〝経営戦略〟〝再スタートの支援のため〟と言えば聞こえはいいが、これはもはや「新型リストラ」と言える。改めて経営者責任を問う――。

◆ラインナップ◆

・巧妙化する「新型リストラ」の手口

・明暗分けた「リストラ企業」アンケート調査

・執拗な「退職勧奨」に対抗する方法 嶋﨑量弁護士

・フジ、朝日新聞...大手メディア「経営責任なき」首斬り現場

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

日本製鉄「USスチールに2兆円」空中分解必至の無謀な「巨額買収」

植田日銀が画策する「福井元総裁並み」利上げ

JT ロシアに4000億円納税する「世界最大の戦争支援企業」

日本郵政・増田社長「料金値上げ」の経営失策

エネオス社内で囁かれる「脱・杉森」クーデター説

SBI北尾「令和の政商」に〝高転び〟の予感

LINEヤフー「個人情報漏洩」で露呈した苦肉の合併

「日本を蝕む製薬企業」の闇

【特集】エネオス「コンプラ崩壊」の惨状

エースコック「持続可能性」をはき違えた新商品