ZAITEN2022年04月号

新原浩朗に唆されて「岸田首相」のスタートアップ熱

カテゴリ:企業・経済

 看板政策の「新しい資本主義」に実態が伴わず、焦りを深める首相の岸田文雄が、俄かにスタートアップ企業新興に熱を上げている。振り付けたのは「菊池桃子の夫」こと、内閣審議官の新原浩朗(1984年旧通商産業省)だ。安倍政権の退陣とともに「終わった人」(霞が関筋)となったはずだったが、岸田肝いりの「新しい資本主義実現本部」事務局長代理としてしぶとく生き残り。「古巣の経済産業省の権限を資本市場に広げようと、首相を盛んに唆している」(金融庁筋)。  スタートアップ企業の新規上場を巡って、新原はかねて「証券会社が株式公開価格を一方的に低く設定し、成長に必要な資金調達を妨げている」と主張。政府の成長戦略取りまとめ役としての立場も利用し、昨年6月に閣議決定された「成長戦略実行計画」に是正の必要性を訴える文言をねじ込んだ。

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