ZAITEN2024年09月号

松本裁判今後のキーマン、炎上記者の本性 大手メーカー子会社の社長が港区女子と…

特ダネ記者「放言座談会」

カテゴリ:インタビュー

 法廷闘争へと移ってからマスコミ報道が一服していた性加害報道をめぐる松本人志VS週刊文春ですが、ここに来てまた喧しくなってきましたね。

 報道後の2024年3月以降、地上波テレビから姿を消した松本ですが、結局業界は滞りなく番組放送を続けており、SNSでは「いなくてもいい」といった論調が強まっています。

 そもそも賞味期限切れが疑われていたところに、事実上の引退には良いタイミングだったというのがテレビ業界の本音かもしれませんね。

 一方で7月14日にX(旧Twitter)に〈ポスト、リポスト普通にしょうと思っています。当たり前の権利やし。〉と投稿。依然としてファンからの注目は多いようですが、存在感のアピールに躍起になっている印象は否めないですね。

 むしろ興味深いのはマスコミたちの場外乱闘だ。

 松本本人は復帰のために必死なようで、まずは訴訟で勝利が大前提。

 業界には各所に〝松本マネー〟が大量に流れ込んできているようです。

 松本サイドは、某大手出版社の編集者を取り込んだ模様で、同社の週刊誌媒体は松本擁護の旗を振り始めた模様です。

 同社の女性誌媒体で編集長も務めたX氏の暗躍も業界内では話題になっている。

 『週刊文春』で報じられた「大手出版社」に所属する「女性誌編集長」について、松本擁護記事を連発していた別媒体の元編集長に読めてしまいますが、実はその正体はX氏。

 このX氏、〝3人目のダウンタウン〟とも言うべき吉本興業の大崎洋元会長とは実は昵懇の間柄だとか。大崎からの依頼で偽のゲラまで作って、松本側の出廷妨害に協力したのではないかと疑われている。

 X氏の社内でも問題視されたようですが、ここで「処分」すると望まぬ炎上で手痛い延焼を招くと懸念した上層部の判断で、今のところお咎めなしのようです。

 しかし、偽のゲラまで作って、一方の報道の脅迫行為にまで加担するような振る舞いは、業界の風上にも置けない問題行為であることには間違いない。

 一方で、文春サイドは情報漏洩に最新の注意を払っているようです。特に早刷りを流しているものをチェックしているとか。

 こちらはこちらで疑心暗鬼に陥って、現場の編集者や記者のモチベーション低下につながらないといいけど。

......続きはZAITEN9月号で。

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